傷の向こう側に隠された本当の自分のかけらを取り戻し、もっと自分らしく、ありのままの自分で誰もが生きてゆける世界を創造するために。 いま、ここ、私、を生きる。

一般社団法人 HITキャラクトロジー®心理学協会

大久保 千里さん メディカルインタビュー interview

大久保 千里

大久保 千里さん
2016年10月 ヒーラークラス卒業
2017年2月 認定メディカルヒーラー取得
看護師として大学病院に10年間勤務後、現在は産業看護師として企業内で保健指導や健康診断、メンタルの相談などに従事。

ー最初からヒーラークラスで学ぶことが一番の目的だったとお聞きしました。

はい! その通りです。美穂子先生のことは友人から教えられてたまたま知ったのですが、実際の医療現場でメディカルヒーリングを提供されているヒーラーがいると聞き、「今の日本で、医療機関で活躍しているヒーラーがいるなんて!」と本当に嬉しかったのを覚えています。私は奈良県在住なのですが、その数日後に大阪で開催されるキャラクトロジー®心理学講座の説明会があり、即申し込みをしました。そして美穂子先生にお会いし、実際にお話を伺う頃には「美穂子先生の下でメディカルヒーリングを学びたい!」という気持ちがとても強くなっていました。医療現場にヒーリングを取り入れることは、私の昔からの夢でもあったからです。

ーなぜそのような夢を持つようになられたのですか。

私は看護師なのですが、最初は大学病院に勤務していました。がんの患者さんの看護から内科、外科まで10年ほど勤務したでしょうか。毎日患者さんに点滴や注射をしたりお薬のお世話をしたり、身体のケアをしたりする中で、私なりに患者さんお一人お一人に寄り添っていました。たとえば注射をするときに心の中でお祈りをする、残念ながら亡くなってゆく方の横でただ静かにその方に触れる、といったような感じです。そんなときの私と患者さん、つまり人と人との間には何かがある気がして、それを看護師の仕事として一番大事にしたいとずっと思っていました。ただ、心のどこかで、患者さんが本当の意味で病気を受け入れたり病気と共に生きていくことを支えることのできる、何かもっと別の方法があるのではないかと感じていたのも事実です。ちょうどその頃、看護師の団体が開催したあるセミナーに参加し、アメリカにはエネルギーヒーリングというものがあって医療機関で活躍しているエネルギーヒーラーもいる、という話を聞いたのです。「そんなものがあるんだ!」ととても興味を持ちました。そのときお話をしてくださった方もエネルギーを扱う手法を教えられている方だったのですが、東京でしか学べずしかも受講料がかなり高額で(笑)。そのときは「学びたい」というところまでいかなかったものの、いつか学びたいなと思っていました。実はその資料、今でも大事に保管しています。そのくらい、アメリカで行われている医療とヒーリングの連携というのは私にとって何か大きなインパクトを与えてくれたのです。その後も看護師としての仕事を病院で続けながら、それをずっと心に置いていました。

ー今は企業内で看護師としてお仕事をされているということですが。

はい。病院内で病気の方の看護をしながら、次は人が健康に働くための予防医学的な部分で働く人を支える仕事もしてみたいな、と感じるようになって……「看護」という枠だけで人をケアすることの限界を感じたと言ってもいいかもしれません。2013年頃のことだったと思います。現在は産業看護師として、企業の中で保健指導や健康診断、健康相談などに従事しています。メンタル面での相談も多いですね。

ー 現在の職場で、これまでに学ばれたことはどう役立っていますか。

ベーシッククラス(現在の1Day講座の元となった講座)で、キャラクトロジーでいうスキゾイドのパニック発作への対応、スキゾイドの強い人との関係性の構築の仕方を教えてもらった翌日のことです。会社に着くとすぐに、パニック発作で倒れた人が医務室に運ばれてきたのです! その方は以前もパニック発作を起こされていて、何度か対応に当たったことがあったのですが、なんというすごいタイミングかと思いながらも前日に習った通りにまず自分が落ち着いて、近づいてからグラウンディングして……としてみると、以前の発作の際より明らかに回復が早かったのです。この、神様が作ってくださったようなタイミングと美穂子先生に教えていただいたスキルの抜群の効果に、やっぱり私はキャラクトロジー®を学んでいいんだ! と心から思いました(笑)。
また、「怖い」という感情が出てきたときにその感情を安全に感じる方法も教わっていたので、感情を一緒に感じるということもやってみていたのですが、パニック発作をよく起こしていた方がみるみる軽やかになられ、結婚・出産をされたというのは本当に嬉しいことでした。そういえば今日、育休明け初出勤のその方に会ったのですがとても幸せそうでした。

ーヒーリングのスキルをお仕事の中で使われることはありますか。

基本的に今の産業看護師の仕事の中でヒーリングスキルを使うことはありませんが、たとえばメンタル的に辛いという方と面談するときには、私自身が自分の内側の深いところに入り、その方を感じながらお話を聞いています。言い換えれば、HSP(Hyper Sense Perception/超感覚知覚)を使ってその方と一緒にいる、ということをしているのだと感じています。病院での看護師時代から無意識に多少はやっていたことなのですが、ヒーラークラスの中で、どのようにやれば安全なのかを教わったことで、安心して実践できるようになりましたね。私がそのような在り方でいることで、相手の方との関わりがすごく深まるのを感じます。繋がっている感覚がはっきりとわかるようになるのです。
どうしてもハートを開けずにいる方との難しい対応の場面では、無条件の愛の場所にい続けることに私もチャレンジします。そうすると、人とどう接したらよいのかわからずいつも一人でポツンとしてしまうような方でもとげとげしさが減ったような、その方がホッとしたような、ちょっと微笑まれたような、そんな感覚を感じます。そして、自分を守るためにこの方はこれまでずっとそうせざるを得なかったのだな、ということが感じられ、胸が痛くなることもあります。
スキルを使う……というよりは、自分の在り方としてこれまでのすべての学びを使っているという感じでしょうか。

ーメンタル面の相談に来られる方も多いのですか。

そうですね。メンタル面で相談に来られる方には誤解の場所があり認知の癖のようなものを持っている方が多く、これまでは認知行動療法のテキストを使ったり、簡単な資料で説明をしようとしていたのですがなかなか理解してもらうには難しくて。それを最近では「今、何を感じていますか?」「それは本当のことですか?」と問いかけ、一緒に感じていくというやり方に変えてみています。でも、「今、何を感じていますか?」と問いかけると絶句したり、きょとんとされる方が本当に多いです。「この看護師、頭おかしいの?」みたいな怪訝な顔をされることもあります(笑)。私は20代から40代の方を担当していますが、感じることができない、自分の取り扱い方がわからない方がほとんどですね。もっとも、子どもの頃からそれを問いかけられるという経験もされてきていないので当然かもしれません。ただ、毎回同じことを尋ねているので、だんだんと皆さん「こんな風に感じています」と少しずつ表現してくれるようになってきて、それは嬉しいことのひとつです。
嬉しいことといえば、以前はメンタルの症状で休職後、復職してもまた再発して休むケースが多かったのですが、私がヒーラークラスを卒業してからは、再発で再休職されるケースが少なくなりました! 私の在り方、関わり方が変わったことも要因だと思うのですが、これは、ヒーラークラスで美穂子先生が徹底的にヒーラーシップを叩き込んでくださったおかげです。

ーこれからの展望を教えてください。

エネルギーヒーリングと医療とがコラボしていくということを日本でもっと広げていきたいです。そして、自分ももっともっとスキルを磨き、そこに参加してゆきたい。定期的に遠隔ヒーリングを受けてくださっている方の中に、いわゆるスピリチュアルなことにはまったく興味のない女性がいらっしゃるのですが、たとえば月経痛が少なくなったり軽やかに働きやすくなるなど、「なんかよくわからないけど健康になるよね」と言ってくださいます。この方のように、自分が健康でより楽に生きていくためのメンテナンス、セルフケアの一つとしてもっとたくさんの方がヒーリングを取り入れてくれるようになるといいなと思います。それから、この冬、ちょっとヒーリングの実験をしまして(笑)風邪の症状にはウィルス対策のヒーリングが抜群の効果を発揮するという実感を得ることができました。体調を崩してしまったら病院に行ってお薬を処方してもらって飲むだけではなく、もっと早くラクになる方法としてヒーリングを併用するという選択肢を持つ方が増えたらいいなとも思っています。
また、日常的な生き辛さを抱えている方、自分をどう取り扱っていいのかわからないという方も多いので、これまでに学んできたキャラクトロジー®の知識に加え私自身が自分と向き合い癒してきたプロセスも使いながら、少しずつでもみんなが生きやすくなるように、お手伝いしてゆきたいです。そのためにも臨床を積んで、カウンセリングスキルとヒーリングスキルをもっともっとアップしたいと思います。

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