北翔大学生涯スポーツ学部スポーツ教育学科
学校心理士・認定心理士・上級教育カウンセラー
佐藤 至英 氏

人間の心の問題は、多面的な取り組みであるべきである。一面的な理解で対処するにはあまりにも大きすぎる問題である。フロイトはトラウマを肯定し、アドラーは否定した。ユングは両者の立場を認めた。医学モデルに従う精神科医は、健康か病気かの観点から人間を理解する。しかしクライエントは可能な限り全体として理解される必要がある。一人ひとりは異なるゆえに、包括的かつ統合的な視点が求められる。ここに「キャラトロジー」という新しい視点からのアプローチがある。このアプローチによる効果は数多くのクライエントが証している。いやしのための心理学が求められる今日、本書は人間の心の不可思議に取り組む新しいモデルを提供する。
佐藤至英
北翔大学生涯スポーツ学部スポーツ教育学科
〒069-8511 北海道江別市文京台23番地 tel 011-387-4098 fax 011-387-3692
■略歴
筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科単位取得退学
筑波大学心身障害学系技官
筑波大学心身障害学系助手
東京成徳大学人文学部福祉心理学科講師・助教授・教授
統合医療 希望クリニック 院長
堀田 由浩 氏
抑圧された感情を感じて解き放ちもっと楽に自分らしく生きよう。
人の心と体は、決して分離できずお互いに常に強く関係しています。統合医療医として病気を根本から治す為には、しばしば、抑圧された感情を患者さん自身が実感して開放する必要に迫られますが、実際行うとなると非常に難しくて困っていました。そんな私の悩みを理路整然と説明して分類し非常に分かりやすく示してくれたのが山本美穂子氏だ。彼女は、5種類のキャラクトロジーを用いて人と人が相互に感情のやり取りをしていることを理論的に説明し現場で体験させて大きな成果を上げている。私も現場で何度も劇的な患者さんの変容と癒しを経験させて頂けてた。人間社会は、感情のままに言いたいことが言える訳でなく、多くの人が知らずに大きな感情のしこりを抱えて苦しんでいてそれが、病気の原因と深くかかわっていることも多いと思われる。心理学の三大巨頭であるアルフレッド・アドラーは、すべての悩みは「対人関係」であると喝破しており、本書はその人間関係をスムーズに運ぶための感情取り扱い説明書として現代人の抱えるストレスを解消してくれるだろう。
人間関係で悩んでいる人に是非薦めたい
統合医療 希望クリニック
院長 堀田 由浩
■略歴
昭和63年3月 三重大学医学部卒業。
昭和63年5月 厚生連 加茂病院 研修医
平成1年4月 厚生連 加茂病院 外科
平成7年6月 社会保険中京病院 形成外科 医員
平成8年1月 名古屋大学医学部 形成外科 医員
平成12年6月 厚生連 加茂病院 形成外科 部長
平成16年1月 米国アリゾナ大学医学部 統合医療学科 アソシエイトフェロー
平成16年4月 医療法人三九朗病院 形成外科 部長
平成22年7月 希望クリニック 開院
千葉セントラル神経科クリニック 所長
中村 和郎 氏
現在、カウンセリングとして認知行動療法が脚光を浴びています。思考のパターンや行動のパターンを認識してそれを変化させていく療法で変化を視覚化(文章化)させているのでわかりやすい療法である。「身体とこころとオーラのカウンセリング」」は5歳までの感情の処理を通して5つの生き方のパターンがあるというキャラクトロジーという概念を元に感情のブロックを開放していく方法で認知行動療法が思考を主に扱っていますが「体と心とオーラのカウンセリング」は感情を主に扱っている点でより生き生きとした生身の人間を扱っていると感じます。キャラクトロジーは日本では性格学(1867年バーンセン命名)と訳しいわゆる内向的とか外交的とか自己中心的とか依存的とかと考えられがちですがここでのキャラクトロジー(ウィルヘルム・ライヒの人格構造論))はもっと構造的な見方で5歳までに感情をブロックしていくとどのように生き方のパターンを身につけ、どのように考え行動していくかを構造的に説明して自分は今その構造の中のどの部分を生きているのかを認識していき、そこから感情のブロックの処理をしながら本来のピュアな心に触れていく作業をしていくのがユニークである。その点ヒーリングとカウンセリングを併せ持っているところがありこれからの時代に必要なカウンセリングと考えます。
千葉セントラル神経科クリニック
医師 中村和郎
■略歴
千葉大学医学部卒後、千葉大学精神神経科学教室に1年間研究生。
その後、同和会千葉病院(単科の精神病院)に勤務。
現在、千葉セントラル神経科クリニックの所長。













そもそもエッセンス(良いところ)の塊である私たちは、幼い頃のささいで偶発的なできごとや繰り返し体験するできごとを通して、自分のエッセンスを悪しきものと誤解してしまいます。残念ながらこの誤解は成長の過程で避けることのできないもので、ゆえに私たちの誰もが、違った体験から同じ傷を持ち、その強さや深さ、体験の内容の違いが人格となって現れます。ただ、ここで注意すべきなのは、現在の人格は「本来のエッセンスを悪しきものと誤解した」状態のものだということ。
私たちは誰しも、この世に生まれ育ち、大人になってから今までの全ての経験に基づいて現在の選択のすべてをおこなっていますが、「三つ子の魂百まで」のことわざ通り、さらにその根幹を成すのは子どもの頃の環境や体験です。
この世に生まれ、誰かを好きにならない人はいません。そして、好きになればなるほど悩むことや傷つくこと、腹の立つこと、悲しくなることも多くなるものです。なぜなら私たちは、恋する相手に幼い頃両親とのあいだに起こった満たされなかった体験を無意識に投影しているからなのです。
自分と自分以外の人を分ける目には見えない境界線、それをバウンダリーといいます。
自分でも薄々おかしいと感じているのに、反射的にカッとなったりパニックになったり頭が真っ白になったりしてどうにも止められなくなってしまうのは、脳内にその反応の“回路”ができてしまっているからです。BTSは、HITオリジナルヒーリングの中で唯一、これ単体で学び身につけることのできるヒーリングスキルで、脳内に新しい神経回路をエネルギー的に構築することができます。
何をどうしても人生が動かない、あるいは“ドツボ”にはまって抜け出せなくなってしまったことは誰にでもあると思います。そんなときに最適なのが、このプロセスグループです。安心で安全な環境の中で感情のブロックをほどき、その下にある傷を癒し、傷の生まれた幼い瞬間真に必要としていた体験を大人になった今、取り入れることのできる貴重なグループワーク。全国各地で定期開催されていますが、人気の地区では募集開始間もなく満席となることも。
ヒーリングとは、わかりやすく言うと、オーラフィールド(オーラボディ)のお風呂のようなものです。
白か黒か、勝ちか負けか、など、どちらかしかない/どちらかに決めなければいけないと思ってしまう……実はこれは、“葛藤” を持ちこたえることができず混乱したままの「子どもの意識」のしわざです。子どもの意識とは、その葛藤を持ちこたえることのできなかった幼い瞬間のまま今なおあなたの中で存在を主張している幼い意識のこと。HIT独自のキャラクトロジー・コーチングスキルは、今のあなた=大人のあなたの意識を使い、子どもの意識を癒し今に統合するためのスキルです。
自己啓発や心理学の学びは深めたし、スピリチュアルなセッションも受けている、なのに現実がどうも変わらない……そんな方はいらっしゃいませんか。

愛媛県松山市のハートインタッチヒーリングセンター。目の前に穏やかな瀬戸内海を望み、山本美穂子がどこまでもこだわりぬいて造ったセンターです。セッションや講座等の会場としてのレンタルも可能で、セミナールームのステンドグラスは必見。