
2016年5月 ヒーラークラス卒業
以前からセラピストとして活動、2016年7月よりヒーラー/セラピストとして開業、skypeや電話でのセッションの他、リクエストに応じて全国で講座を開催中。
目次
メディカルヒーラーインタビュー
すごくハードな条件下でHITの講座に参加されていたとうかがいました。
はい。美穂子先生が開催されていた全18回の基礎講座(現在のベーシック1Dayの元となった最初の講座)のために、高松から名古屋まで通っていました。2時間半の講座が終わった後、夜行バスで高松に戻り、そのまま仕事というハードさです(笑)リレーションクラス(現在のアドバンスクラス)とヒーラークラスは東京で受講しています。
そこまでして山本さんを突き動かしたものは。
亡くなった親友が美穂子先生にお世話になっていたこともあり、いつか学びたいと思っていました。
何か、私の知らない本物がここにある! という思いを持っていたのです。
お住まいが遠方であるにもかかわらずヒーラークラスに進むと決めたときの思いを聞かせていただけますか。
ヒーラーになりたかったからです。
基礎講座を受けると決めたときそう思っていたかどうかは忘れてしまったのですが、少なくとも基礎講座の途中から……リレーションクラスを受けるときには確実に「ヒーラーになりたい」という思いで受講していました。 中でも私はホルモンバランスヒーリングを絶対に習いたかったのですが、なぜかというと、美穂子先生がかつてホルモンバランスヒーリング3回でご自身のPTSDを癒したとおっしゃっていて、「何だと~?」と(笑)。それは絶対に知りたい、と思ったのです。
その頃、私は他に本業を持ちながら副業としてセラピストの活動もしていたのですが、かつて「人間やめた」というくらいに苦しいPTSDを体験しており、同じような状態の方がもしもクライアントとしてやってきたらサポートする自信がない、とまだ感じていました。そこにアプローチするための方法をずっと探しているときに、ホルモンバランスヒーリングと出会ったのです。
かつてのPTSD体験は、ここがどこで自分が何歳で、ということがすぐにわからなかったほど酷い2年間で、話すカウンセリングも投薬も何も役に立ってはくれませんでした。その状態から幾つかの心の学びをし、「人間やめた」状態に陥る前よりも元気になって復活したのですが、キャラクトロジー®で、それまでわからなかったことがするすると理解できるようになりました。
たとえば私は「ハグ」が嫌いだったのですが、なぜ嫌いなのかが何をどう学んでも、どうしてもわからなかったのです。それがキャラクトロジー®を学んだら「スキゾイドの傷だったんだ!」とわかりました。 心理の世界ではスキゾイドの傷は取り扱ってもらえないので、スキゾイドベースの深い傷を持つ人は、なぜこうなってしまうのかがまったく理解できないまま、苦しみ続けてしまうのです。
現在はヒーラー/セラピストとして開業されていますが、どのようなサービスを提供されていますか。
地方在住ですので、主にSkypeを使った遠隔ヒーリングと電話でのカウンセリング・
セラピーのセッションを提供しています。また、HITキャラクトロジー®心理学の1Day講座やセルフアウェアネス・スキル取得講座をリクエストに応じて全国で開催しています。 ヒーリングは美穂子先生から学んだもの、カウンセリング・セラピーはHITの講座で学んだものとそれ以外に学んだものを、クライアントさんに合わせて必要に応じて組み合わせ、セッションを行っています。
私のところに来てくださるクライアントさんは精神的な不調を訴えられる方も肉体的な不調を訴えられる方もどちらもいらっしゃいますが、ヒーリングを行う際には、ホルモンバランスヒーリングとキレーションは必ず取り入れていますね。ヒーリング後、「寝るまでにはそれまでにあった痛みが消えていた」「精神的に落ち込み過食・拒食が復活しそうになったが、その衝動がおさまった」というご感想をいただいたり、また定期的にヒーリングを受けてくださった方からは、お仕事が順調に回り始めたという嬉しいご報告もいただいています。また、すごく深い心の傷があるけれど、それでも “今、この瞬間” を選択できるようになった、というフィードバックもいただいています。
また、ヒーラーとして実際の医療現場でもヒーリングを始められたということですが。
はい。HIT認定メディカルヒーラーとして、千葉県にある神経科のクリニックで、投薬で効果のある症状の患者さんに対してヒーリング・セラピー・カウンセリングをさせていただいています。 お話をうかがうことと、一回あたりの時間が限られているため、基本的にはホルモンバランスヒーリングとキレーションをしています。カウンセリングでは、ヒーラーとしての学びがすごく役に立っています。その方のエッセンスが見えるのです。エッセンスの上が黒っぽかったり詰まっていたり、つまり “傷” がある。でも、傷はあるけれどもエッセンスは確かにそこにあるんだなあ、ということを感じながらお話を聴いています。
こちらのクリニックで研修させていただいて最初にびっくりしたのは、私の担当したのは研修がスタートして2週目だったのですが、1週目の担当ヒーラーさんのヒーリングの効果が患者さんのオーラにはっきりと現れていたことでした。どよんと澱んだ感じが本当に少なかったのです!
これからの展望を教えてください。
現在の研修先以外でも、ご縁があればメディカルの現場でもヒーリングを提供してゆきたいです。そして私は特に、スキゾイドの傷に苦しんでいる方に主にヒーリングを提供してゆきたいと思っています。 なぜなら、先ほども少し触れましたが、心理の世界ではスキゾイドの傷は取り扱ってもらえないからです。 だから、スキゾイドの深い傷を持っている人は、なぜ自分が、なぜ自分の人生がこうなってしまうのかが本当に理解できないまま苦しみ続けているのです。でも、キャラクトロジー®の概念を知り、トラウマについて、心のしくみについて理解できると、自分で自分をサポートし、その苦しみを自分で終わらせることができるーーー そこをサポートするヒーラーとしてどんどん活動の場を広げてゆきたいと思っています。













そもそもエッセンス(良いところ)の塊である私たちは、幼い頃のささいで偶発的なできごとや繰り返し体験するできごとを通して、自分のエッセンスを悪しきものと誤解してしまいます。残念ながらこの誤解は成長の過程で避けることのできないもので、ゆえに私たちの誰もが、違った体験から同じ傷を持ち、その強さや深さ、体験の内容の違いが人格となって現れます。ただ、ここで注意すべきなのは、現在の人格は「本来のエッセンスを悪しきものと誤解した」状態のものだということ。
私たちは誰しも、この世に生まれ育ち、大人になってから今までの全ての経験に基づいて現在の選択のすべてをおこなっていますが、「三つ子の魂百まで」のことわざ通り、さらにその根幹を成すのは子どもの頃の環境や体験です。
この世に生まれ、誰かを好きにならない人はいません。そして、好きになればなるほど悩むことや傷つくこと、腹の立つこと、悲しくなることも多くなるものです。なぜなら私たちは、恋する相手に幼い頃両親とのあいだに起こった満たされなかった体験を無意識に投影しているからなのです。
自分と自分以外の人を分ける目には見えない境界線、それをバウンダリーといいます。
自分でも薄々おかしいと感じているのに、反射的にカッとなったりパニックになったり頭が真っ白になったりしてどうにも止められなくなってしまうのは、脳内にその反応の“回路”ができてしまっているからです。BTSは、HITオリジナルヒーリングの中で唯一、これ単体で学び身につけることのできるヒーリングスキルで、脳内に新しい神経回路をエネルギー的に構築することができます。
何をどうしても人生が動かない、あるいは“ドツボ”にはまって抜け出せなくなってしまったことは誰にでもあると思います。そんなときに最適なのが、このプロセスグループです。安心で安全な環境の中で感情のブロックをほどき、その下にある傷を癒し、傷の生まれた幼い瞬間真に必要としていた体験を大人になった今、取り入れることのできる貴重なグループワーク。全国各地で定期開催されていますが、人気の地区では募集開始間もなく満席となることも。
ヒーリングとは、わかりやすく言うと、オーラフィールド(オーラボディ)のお風呂のようなものです。
白か黒か、勝ちか負けか、など、どちらかしかない/どちらかに決めなければいけないと思ってしまう……実はこれは、“葛藤” を持ちこたえることができず混乱したままの「子どもの意識」のしわざです。子どもの意識とは、その葛藤を持ちこたえることのできなかった幼い瞬間のまま今なおあなたの中で存在を主張している幼い意識のこと。HIT独自のキャラクトロジー・コーチングスキルは、今のあなた=大人のあなたの意識を使い、子どもの意識を癒し今に統合するためのスキルです。
自己啓発や心理学の学びは深めたし、スピリチュアルなセッションも受けている、なのに現実がどうも変わらない……そんな方はいらっしゃいませんか。

愛媛県松山市のハートインタッチヒーリングセンター。目の前に穏やかな瀬戸内海を望み、山本美穂子がどこまでもこだわりぬいて造ったセンターです。セッションや講座等の会場としてのレンタルも可能で、セミナールームのステンドグラスは必見。