キャラクトロジーで人生変わった!

野村かおり(愛知)ー 減らした体重は1,500人の合計18トン! ダイエットコーチとして必要な知識だと学び出したキャラクトロジー、一番必要だったのは自分だったと気づいた

野村かおり
ベーシックグランドマスター

1974年生まれ。生まれも育ちも現在の活動エリアも愛知県。
団体行動が苦手、いじめられた体験から女の子の集団も苦手なのに、なぜか女性ばかりの職場を転々とする。2人目出産後の激太りからのダイエットに成功後、健康的に痩せられる方法を教えるダイエットコーチとして活動をスタート、人気を博すが、プライベートでは父の事業失敗や母の自殺に直面するーーー。

おとなしくて害のない子から団体行動のできない子へ

子どもの頃は、人見知りで、授業中に先生から「もっと大きな声で」と言われるようなおとなしいタイプの子でした。中学でも特に目立つわけでもないごく普通の子だったのですが、なぜかクラスの中で集団無視みたいな感じでいじめられるようになって……仲良くしていた子がある日突然「あいつ気に入らない」とこそこそ陰口を言い出したんです。そのせいか、高校に入ってからは集団が嫌いで団体行動が苦手な子になりまして(笑)女の子って、仲良しグループを作るじゃないですか。そういうのに所属することがない一匹狼みたいな存在でした。それぞれのグループにたまに入って話したりはするけれど、ずっと一緒に行動するわけではなくて。高3の修学旅行の時にも完全単独行動を取っていたくらいです(笑)高校を卒業できればいいや、くらいな気持ちで通っていましたね。

2年おきに仕事を転々

特に「これをしたい」という夢もなく、かと言って進学する気もなかったので高校卒業後は就職したのですが、最初の就職先は、高校に来た求人票の番号が1番のところに就職しました。学校からも家からも近かったし、何より職種的に男性が多い職場だと思ったんです。中学校時代のいじめの体験から女性の多いところは嫌だったので……なのに、結果的に、私が配属された部署は全員女性だけの部署でした(笑)。
仕事は楽しかったですね。検査事務の仕事だったので、毎日理科の実験をしているような感じで。ただ、2年くらい続けたら、もっと別の仕事がしたくなって、次に高級補正下着の販売を始めたんです。そもそも私自身がそこの顧客で、スタッフの方から誘われて始めたのですが、2年ほどでその会社を辞めて派遣でイベントコンパニオンを始めました。タバコのキャンペーンガールとか、有名ビールメーカーのキャンペーンガール、モーターショーのコンパニオンなどの仕事です。この仕事も大変でしたが楽しかったですし、何よりも、キャラクトロジーでいうサイコパスの部分が大いに満たされましたね〜(笑)。

父の事業の失敗と、母の自殺

イベントコンパニオンの仕事を2年ほど続けた頃、家庭の状況が悪くなってきたんです。
父が事業に失敗して借金を抱えることになり、その借金がどんどん膨れ上がっていって……なんとかしなければとインターネットで借金地獄から解放された人を検索したりもしました。すごく大変でした。
結局、地道に働いても埒が明かないなと思って夜の仕事を始めることに。とにかく働いて、借金も1年くらいで返すことができました。
そして、その頃出会った人と結婚、子どもにも恵まれ、2人目出産後の激太りからのダイエット成功という自分の体験を元にしたダイエットコーチの仕事も始め、ようやく私の人生も落ち着いてくるかなと思ったのですが、今度は母が鬱になってしまったんです。
元々鬱っぽい気質を持っていたようにも思うのですが、更年期鬱が重なり、入退院を繰り返すほどひどい状態になってしまって。栄養不足が精神に与える影響が大きいということはわかっていたので、どうにか母を助けたくて、これまで以上に栄養について真剣に学び、健康管理士の資格も取得。この時の学びは現在のダイエットコーチとしての仕事に大きく役立っています。
けれども母は、入院中に自らの命を絶ってしまいました。
この時の心の痛みは、本当に耐え難いものでした。

ダイエットコーチって何するの?

話を少し戻して、なぜ「ダイエットコーチ」という仕事を始めたのかについて、お話ししますね。
先ほどもお話ししましたが、2人目を出産後、みるみるうちに体重が増え、「これはヤバい! 痩せないと……」と自己流のダイエットをして体調を崩したことが最初のきっかけです。

私はとにかく「食べない」をやって体を壊してしまったんですが、美しく痩せることに成功した友達から「きちんと食事をして栄養を取る」ことがダイエットには必須だと教えてもらい、その通り実践したところ、体調も良くなり、体重が落ちて見た目もどんどん変わっていったんです。しかも、栄養がきちんと入るので思考もクリアで変なネガティブ思考に陥りにくくなるという、いいことづくめでした。
「栄養の大切さ」を知ったことで、自分の成功体験から「なぜ食べているのに痩せるのか?」という点に興味を持つようになり、栄養のこと、健康のこと、ダイエットのことを本格的に学び始めたんです。
この頃私がついていたコーチがダイエット教室を開催されていて、そこにアシスタントとして研修させていただいた時、たくさんの生徒さんの体験や結果を見て、これは本当に凄いと確信、仕事としてやっていこうと決めました。子どももまだ小さかったので、自分一人で展開してゆける仕事であったと同時に、自分の好きなことで「変わりたい」と願う人たちのお手伝いができるなんて、そんな素晴らしい仕事はないと感じたんです。

キャラクトロジー、美穂子先生との出会い

ダイエットには、性格が出ます。その人のその時のメンタルがもろに出ます。
学ぶ中でこのことを知り、私自身のことに興味が向くようになりました。過去を振り返ってみると、仕事でもプライベートでも、いつも同じパターンにハマってしまう自分を認識はしていて。心理学を少し勉強したこともあり原因が自分にあることも、両親との関係性にそのパターンの種があることもわかっていたのですが、でも、わかっているけどどうしたらいいのかわからない。
またいつものパターンに陥っていたある時、ネイルに通っていたTomoさん(子育て/恋愛グランドマスター)から美穂子先生の話を聞いたんです。

ぶっちゃけ聞いた時は、「ああ、こういう人いるよね」というくらいしか思わなかったのですが(美穂子先生ごめんなさい)、SAS(セルフアウェアネススキル)の講座に参加してその思いは吹っ飛びました。講座の中で美穂子先生がセッションしてくださり、父親との関係性の傷が引き出されたのですが、その時に、「それ!」という気づきがあったんです。自分がそれまでずっとどうしようもできずに困っていた事柄の「そこ」に気づけた瞬間でした。

「苦しい」と思っていたことにすら気づいていなかった

それからは、キャラクトロジーを学ぶことが面白くて。
キャラクトロジーを学び、自分の心を紐解いて癒してゆくということを続けているうちに、まず人生のいろいろな流れがスムーズになってきました。それまで「苦しい」と思っていたことにすら気づかなかった、無理して生きていた部分が見えるようになって……「感じない」ように生きてきたことで自分の人生にすごく歪みを作ってきてしまっていたことを実感しました。
ただ学んでいるよりも、人に教えることで、他者にも伝え、自分の中にもさらに学びを落とし込めると知ってからは、ベーシックと子育てのマスターとなり、ベーシックは一気にグランドマスターの資格まで取得しました。また、私と美穂子先生、私とキャラクトロジーとの出会いのきっかけにもなったSASも、プラクティショナーとトレーナーの資格を持っています。

原因は自分にある

実は最初は、「私は大丈夫! 私より大変な人がたくさんいるから、その人たちのために何かしてあげたいから学んでみよう」という気持ちが大きかったのですが、学び始めると、実は一番学びが必要だったのは自分だったということに気づきました。それまでに学んできた心理学でも自己啓発系のメソッドでも、問題は自分にあるということは言われていましたが、本当の意味でそれが腑に落ちたのは、キャラクトロジーを学んでからですね。

ココロとカラダのダイエット

現在はダイエットコーチの仕事がメインで、キャラクトロジーの講座はリクエストをいただいた時に開催しているだけなのですが、今後は、特にキャラクトロジーを勧めたいクライアントさんや私の育成したダイエットコーチたちにも積極的に勧めて教えていきたいと思っています。ダイエットにはメンタルが大きく影響してきますから。
ダイエットコーチという肉体面からのアプローチ+キャラクトロジーという心理面からのアプローチ=「ココロとカラダのダイエット」を通じて、これからも、心も体も美しく、自分らしく生きる人生の輪を広げていきたいです。

 

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