HITキャラクトロジー心理学

オーラル人格詳細分析:好奇心いっぱいで優しさに満ちた天性の教育者

このページでは、キャラクトロジー心理学で二番目に生まれる人格、オーラルについて詳しくみてゆきます。
(関連記事:トラウマの原因は親子の関係性の中でわからないままにしているストレス体験にある

見捨てられた子ども・オーラルのトラウマ

まだ自分では何もできず、お腹が空いても、オムツが気持ち悪くても泣くことしかできない生後半年から1歳半頃の授乳期に、「見捨てられた」と赤ちゃんが感じたできごとが積み重なってオーラルのトラウマは形成されます。

赤ちゃんは、愛するお母さんやお父さんに手を伸ばしたり、「お腹が空いたからミルクがほしい」「オムツが濡れているから替えてほしい」「抱っこしてほしい」などといった根源的なニーズをわかってもらおうと繰り返し試みますが、ご存知のとおり、大人はそのすべてに十分に応えられるほど暇ではありません。

そのため、赤ちゃんが泣いていても「ちょっと待ってね」と声をかけるだけ、あるいは抱っこをしたとたん電話が鳴り、すぐに下ろして電話に出なければならなくなったりと赤ちゃんの瞬間瞬間のニーズがすべて叶えられることはないのです。

このような経験を繰り返し繰り返し体験すると、赤ちゃんは「見捨てられた」と感じます。

そして、どんなに望んでも自分のニーズが満たされることはないと絶望し、やがて、深い悲しみと絶望の中で、自分のニーズを満たすこと、ほしいものに向かって手を伸ばすことを諦めてしまうのです。

また、兄弟姉妹がいる場合、親はどうしても手のかかる方の世話を重点的に行ってしまうがために、「自分が求めるケアを十分に与えてもらうことができなかった」と感じ、永遠に満たされることのない空虚感を持つようになります。

オーラルのトラウマの具体例

・お腹が空き、泣いてお母さんを呼んでも、すぐに来てもらえなかった

・兄弟姉妹がいたため、泣いて呼んでもすぐに世話をしてもらえなかった

・ミルクを吸う力が弱く、満足するまでミルクを飲むことができなかった

・お母さんから離され、知らない場所(保育園や祖父母の家など)に置いていかれた

・お父さんが仕事で不在がち

・自分だけキャンディがもらえなかったなど、自分だけが忘れられる経験

オーラルの見た目の特徴・印象

弱々しくやせていて、どことなく薄っぺらい感じ。猫背だったり、首だけが前に飛び出している首猫背。目はいつもウルウルしており物欲しげにこちらを見る。疲れやすく、代謝が悪い。胃腸が弱く、必要な栄養を吸収することができない。

なんとなくいつも必死。受け口など口の辺りに特徴がある人も多い。

相手の注意を惹こうとよくしゃべるがあまり内容がない。または小さな声でボソボソしゃべって注意を惹こうとしがち。

クラスの保健委員タイプ。

ディフェンスに入ったオーラル

自分の欲しいものがわからず、常に混乱し「どうしたらいいかわからない」状態にあります。

すぐに絶望的なシナリオを自分の中で作り上げてしまい、誰かに助けを求めたり、自分から何かを解決しようと動き出すという選択肢を持っていません。

優柔不断で自己価値が低く、「どうせ私なんて」と被害者の立場に自分を置き続け、メソメソしたり、いじけることが多いです。

いつでも誰といても何もかもが十分ではなく、満たされていない感覚を強く持っており、それを誰かに満たしてもらおうとするため依存的。

「自分の欲しいものは決して手に入らない」と信じているため、いつも物欲しげで他人の持っているものや他人を羨む一方で、「欲しいけど要らない」という矛盾した行動を取りがち。

メッセージのやり取りをいつまでも終わらせることができなかったり、メールや電話が果てしなく長いのもオーラルの特徴です。

オーラルのディフェンスが招く人生の不具合

  • お金がない、あれもないこれもない
  • 友達も恋人も仕事も体力も何もないナイナイ人生
  • 受け取りベタ
  • 自分は無力であると思っているため、それを感じさせる出来事ばかりが起こる
  • 見捨てられまいと依存しようとするため、結果見捨てられる
  • 他者をケアしようとするが、誰も自分のことをケアしてくれないので悲嘆に暮れる
  • 貧血/慢性疲労/胃腸の不調/自己免疫性疾患/鬱・躁鬱/依存症/寝たきり

オーラルが人生で果たすべきテーマ

オーラルが人生で果たすべきもっとも大きなテーマは「自立」です。

他者に依存し他者から満たしてもらおうとするのではなく、自分の二本の足でしっかりと立ち、自分を満たせるのは自分しかいないと知ることが最初のステップです。

そしてそこから自分で自分を満たし、生きる幸せを感じ、その「豊かさ」から他者に与えることを学ばければなりません。

オーラルのエッセンス

♢とにかく優しく、慈愛に満ち、誰にでも分け隔てなく平等に接することができる人です。

♢繊細な感受性と強い精神力で、周りとともに生きる豊かな世界を創り出すことができます。

♢自分の持っているものを惜しみなく与えることのできる天性の教師資質があり、多くの人を導いてゆけます。

オーラルがエッセンスで生きるポイント

・人からケアしてもらおうとするのではなく、自分で自分をケアし、ニーズを満たす。そのために、自分のニーズが何なのかを探り、それを伝える努力をする

受け取ることを自分にゆるす。「いや、私なんか……」という口癖をやめ、相手の言葉や想いをゆっくりと感じ、体に染み渡らせてみる。

大地にグラウンディングする。足を踏み鳴らすなど実際に自分の二本の足で大地に立っているのを視覚化してみる。

・小さなニーズを叶えることから、自分で自分を育んでいく。

オーラルのエッセンスを持つ有名人

マザー・テレサ

聖母マリア

ナイチンゲール

中森明菜(歌手)

メーテル(アニメ『銀河鉄道999』登場人物)

現在の悩みから紐解く、「トラウマはこうして生まれる」実例集(オーラル編)

貧乏

・お金がなくあまりうまくいっていない現実を親のせいにして喜んでいたふしがある。

・お金のないことにネガティブな喜びを感じていた。

・子どもの頃、親から十分に愛情あるケアを受けることができなかった経験。

・自分がお金を持ったら親を世話しなければならず、そうなると自分は親に世話をしてもらえなくなるという誤認。

どうでもいいものはたやすく手に入るのに、本当に欲しいものが手に入らない

・子どもの頃、「欲しいと言ってもどうせもらえない」と思い込んでしまった体験。

・「欲しい」と言うと余計に奪われるような体験。

人に助けを求めることができない

・大好きな父親に頼みごとをしたら拒絶されたという体験。

・期待に応えられず、相手に嫌われたと感じた体験。

パートナーがイライラしていると自分までイライラしてくる

・子どもの頃、きょうだい喧嘩をしたときに、相手が感情的になった場面で自分も一緒に怒られた体験。

・弟の世話をしなければ親に認められないと感じた体験。

ストレスが溜まるとつい食べ過ぎてしまう

・小さい頃、お菓子だけが自分を癒してくれた。

・本当の愛情を受け取ることができず、愛に似たものや条件付きの愛しか受け取ってこなかった。

人に合わせてしまい疲れる

・自分の感情や意思、意見を尊重される経験の欠如。

・生き延びるために親のニーズに合わせてきた体験。

・親のニーズに応えることでしか家庭の中に居場所がないと感じた体験。

自分以外の誰かに自分を守り、養って欲しいと思う(シンデレラ・コンプレックス)

・子どもの頃から妄想癖があり、誰かがいつか悲劇のヒロインの自分を救い上げてくれると思っていた。

・自分には力がないと思い込む体験。

・自分の欲しいものは常に自分の外側にしかなく、自分には何もないという誤解。

・ニーズを表現することができず、また誰もそれに気づいてくれなかった。

収入の中でやりくりすることができない

・お小遣いを友達に貸したことを親に知られ、怒られた。親に言われ友達からお金を返してもらったが、その後その友達とは疎遠になってしまった。

自分の優しさを受け取らない相手に対して怒りと残虐な気持ちが湧いてくる

・子どものとき、大好きな親に些細なことで怒りを感じ、それを自分で認めることができなかった体験=愛と怒り・憎しみを同時に持ってはいけないという誤解。

・いつも怒っていた母親の機嫌のいいときに話をしても、結局聞き入れてもらえず逆に怒られた体験。

 

その他のキャラクトロジー詳細分析
スキゾイド人格:夢と理想に満ちた繊細でアーティスティックなクリエイター
マゾキスト人格:湧き上がる創造性を形にし表現する根っからの愛されキャラ
サイコパス人格:自分と他者と宇宙を信頼する多芸多才なカリスマ
リジット人格:愛と情熱に溢れ、優れたリーダーシップを持つ統率者

 

 

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