ハートインタッチアワード

【エントリーNo.114】きんちゃん「尊い時間」

ハートインタッチアワード 心のレスキュー大賞

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ノミネート作品

「こころのレスキュー大賞」は、心に寄り添った/寄り添ってもらったことで人生が変わった体験談を通して、真に心に寄り添うサポートとはどんなものかを多くの方に広く知ってもらうことを目的に設立した賞で、毎年10月に作品募集を開始、12月のHITキャラクトロジー心理学協会のイベント〈Heart in Touchアワード〉にて受賞作品が発表されます。
Heart in Touch Award 2023

【エントリーNo.114】

きんちゃん
作品タイトル : 尊い時間

私は動物病院の看護師をしています。今まで、看護師の仕事では、獣医さんのように病気を治せるわけでもないし、何も出来ない、何が出来るのだろうと悩んでいました。
そこで学び始めたのがヒーリングでした。
ヒーリングを学んで1年がたち、動物のヒーリングをしようとしっかり思い始めたときに、SNSで夜中に目にした投稿。
愛犬が痙攣を起こして困っていると言うものでした。その子は老犬で寝たきりの状態。
ヒーリングをしようと思った矢先でしたが、こんな重篤な状態のわんちゃんになにができるのだろう?でもここで動かなければ私は後悔するだろうと思い「ヒーリングしましょうか」と伝えてみました。返答は「お願いします」
やりますとは伝えたものの、ヒーリングに入ると涙が溢れる。怖いんだね。そして諦めも同時にある。それでもヒーリングをする。何か変わるか、変わらないかはわからない。症状が良くなるとも思ってませんでしたが、それでも必死に、私に出来る最善を愛の場所からする。
その日は何とか頑張ってくれて、病院へ、飼い主さんからは続けてヒーリングのお願いがありました。
私は、幼い頃から動物を飼っていて何度もお別れを経験していました。
そのわんちゃんの年齢や症状から見て、残された時間は長くないこともなんとなく感じていました。動物病院でも告げられたそうです。
私の飼っている動物だったら、もうこのまま諦めて、楽に逝くようにと言う選択をしてしまいます。
飼い主さんに尋ねました「どうなりたいですか?」もちろんどうすることも出来ませんが。
答えは「一日でも永く過ごしたい」
私にとっては、新しい考え方。そうだよね、一日でも永くそばにいたい。飼い主さんもわんちゃんも共に願うこと。
だから、激しい痙攣にも耐え命を繋ぎ止めたんだなぁ。
私もヒーリングと言う形でそばに寄り添いたい。
飼い主さんとわんちゃんの愛の循環、純粋できれいな尊いものでした。わんちゃんは1ヶ月間頑張って、虹の橋を渡って行きました。
寂しさや喪失感はあるけれど、亡くなる瞬間まで亡くなってからもなお、大切で暖かな存在と成り得る。そんなことを改めて感じ、もっとたくさんの動物と人との暖かな愛のある関係性にふれて行きたいと思いました。
そんなことを感じさせてくれた、わんちゃんと飼い主さんに改めて感謝を込めて、ありがとうと言いたいです。

このエピソードの中で、あなたは何によって癒されたと思いますか? : 動物との触れ合い

 

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「こころのレスキュー大賞」は、心に寄り添った/寄り添ってもらったことで人生が変わった体験談を通して、真に心に寄り添うサポートとはどんなものかを多くの方に広く知ってもらうことを目的に設立した賞で、毎年10月に作品募集を開始、12月のHITキャラクトロジー心理学協会のイベント〈Heart in Touchアワード〉にて受賞作品が発表されます。
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