ハートインタッチアワード2021
こころのレスキュー大賞ノミネート作品
【エントリー51】竹内 里香(たけうち りか)
エピソード
私は、ごまかし名人なのです。
何をごまかすかと言うと、
自分の本当のことを言うのが嫌。
自分の心の中を悟られるのが嫌。
自分の過去を知られるのは嫌。
過去に関わった人に、私の現在を知られるのも嫌。
むしろ、過去の人たちに、私の生存を知られるのも嫌。
そっとしとして。
過去の私は、悪いことしたから。
過去の私は、苦手。
過去の私は、失敗だらけで、たくさんの人を傷をつけたから。
穴があったら入りたい。
道で会ったら、隠れなきゃ。
を繰り返しているから、今現在もずっと隠し続けないといけない。そして、ちょっと未来は、今を隠す。
なので、今、私の名前は2つあります。
林 里香
旧姓で、職場やFacebookで使っている名前。私の本当の名前。
竹内 里香
結婚してからの名前で、マンションの表札や健康保険証の名前。
慣れない、言い慣れない名前。
近頃、出会った人と繋がって、次にFacebookで繋がると、その人が、「竹内さん?林さん?同一人物?違う人?」と軽く混乱されることが増えた。そりゃあ、苗字が違うから、ややこしい。
Facebookで、なぜ苗字を変えないのか?
過去の人に、今の私がバレるから。
Facebookに、投稿やいいねも、あまりしたくない。
繋がってる人に、今の私がバレるから。
それでよかったんです。
今の私がバレなきゃ、私は、それでよかったんです。
それが、この頃、変わってきた。
心の学びを深める中、
ん?何か、これは生きづらさがある。
本当の私って、どっち?
『私自身』って、一体なんだ?
私のアイデンティティって、なんだ?
ちょっとした違和感を抱き始めた。
この緩やかな変化は、
『違うよ!そっちじゃないよ』と言い続けてくれる人と出会えたから。
そっちじゃない!がわかってくると、
今までの「自分いじめ」に気づいてきた。
『自分のできること』が見えてきた。
今までの積んできた経験の価値が見えてきた。
私の『良さ』が見えてきた。
そうしたら、
やりたいこと!
できること!が、次から次へと湧いてきた。
私の周りにある、キラキラ光るものも見えるし、私の中にある、強くて大きなエネルギーの塊も感じられる。
力がどんどん湧いて来て、
愛情とか優しさも湧いて来て・・・
違ったよね。
過去の私がどうとかじゃないよね。
今の私が、何を選び、何をするのか。
どう生きるのか?
そうしたら、
もっと、人のために生きたいの。
人に寄り添って生きたいの。
子どもが好き。
子どもと、一生懸命に生きているママの力になりたいの。
が、湧いて来た。
ん?何か、これは生きづらさがある。
→そりゃあ、そうだろうよ。
だって、ごまかし続けてるんだもん。
マスクで生きるのは、しんどいし、誰とも本音で付き合えないよ。
本当の私って、どっち?
→どっちも何もあるもんか。
林さんがいたから、竹内さんがいるんだよ。
名前なんて、どっちでもいいのだよ。
そこに、ごまかす気持ちがなかったら。
『私自身』って、一体なんだ?
→いやいや。それは、私が決めること。
誰も決めてくれないよ。
自分で選ぶんだよ。どう生きたい?
私のアイデンティティって、なんだ?
→アイデンティティって、何?おいしいものかい?
そんな難しいこと考えなくても、いいんだよ。
真実から動けば、自ずとついてくるものなんだよ。
心の声が、答えをくれる。
さて、そろそろ、
Facebookの名前を変えようか。
ごまかしは、終わり。
そうすることで、きっと過去の私を、もっと好きになれる。
新しいステージに立てる。
『違うよ!そっちじゃないよ』と、真実のところから伝え続けてくれたこと、伝え続けようとしてくれていることを、私は心で受け取ります。
いつも、寄り添ってくれて、ありがとうございます。感謝します。
このエピソードの中で、あなたは何によって癒されたと思いますか? : HITの学びの中
どんな職種・お仕事をされていますか? : 保育士
今回の応募は自薦/他薦ですか? : 自薦













そもそもエッセンス(良いところ)の塊である私たちは、幼い頃のささいで偶発的なできごとや繰り返し体験するできごとを通して、自分のエッセンスを悪しきものと誤解してしまいます。残念ながらこの誤解は成長の過程で避けることのできないもので、ゆえに私たちの誰もが、違った体験から同じ傷を持ち、その強さや深さ、体験の内容の違いが人格となって現れます。ただ、ここで注意すべきなのは、現在の人格は「本来のエッセンスを悪しきものと誤解した」状態のものだということ。
私たちは誰しも、この世に生まれ育ち、大人になってから今までの全ての経験に基づいて現在の選択のすべてをおこなっていますが、「三つ子の魂百まで」のことわざ通り、さらにその根幹を成すのは子どもの頃の環境や体験です。
この世に生まれ、誰かを好きにならない人はいません。そして、好きになればなるほど悩むことや傷つくこと、腹の立つこと、悲しくなることも多くなるものです。なぜなら私たちは、恋する相手に幼い頃両親とのあいだに起こった満たされなかった体験を無意識に投影しているからなのです。
自分と自分以外の人を分ける目には見えない境界線、それをバウンダリーといいます。
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