ハートインタッチアワード2021
こころのレスキュー大賞ノミネート作品
【エントリー82】海山 文美代(うみやま ふみよ)
エピソード
私は、以前から原因不明の『痛み』に悩むことが、数年に1回ありました。
それは、刺すような痛みで、そのたびに鎮痛剤を飲んでやり過ごしたり、休みを取ってきました。
数年前には、あまりにもひどく、何もできなくなり、病院をはしごしても原因はわからず、最終的にはペインクリニックへ行くこととなり、そこで首にブロック注射を打ち、外科手術の後に服用するような、鎮痛剤を処方されていました。
実際それを服用すると、仕事にも行けず、家事もおろそかに、ほぼベッドで過ごすこととなっていました。
子供に「霊的なものも視野に入れたら?」と言われ、スピリチュアルなところにも相談しました。
でも、その方に言われたのは「あなたは自分に厳しすぎるから、もっと自分を褒めなさい。」と。
私の何がいけないのか、厳しすぎるって?これが普通でしょ…と、その時は思っていました。
時間の経過と、少し自分に甘くした日常の中で、なんとなくその痛みから解放され、いつもの状態に戻り、何もなかったかのように過ごす。
この繰り返しでした。
ある時、自分の人生に疑問を持ち、私はずっとこのままなの?
先の見えない生活、自分が幸せな人生を送っている未来が、全く想像できずに悩んでいました。
6年くらい前でしょうか
そんな時、出会った女性からキャラクトロジー心理学を教えてもらい、半信半疑のまま、少しずつ学び始めました。
よくわからないけれど、学んで「自分を癒す」ということをやれば、私も彼女のようになれるのかな?と、
完全に人生の迷子になっていた私には、彼女の存在が救いでした。
そこから、すごくゆっくりだったけど、学びを深めていろいろなことにチャレンジし始めると、人生が激変したのですが、こんな夢のような現実があるの?ドラマの世界でしか見たことないんだけど?と、言いたくなるようなことが次々と起こります。
そして以前の仕事を手放し、新たな意図のもと、さらに学びを深め、進もうとしているときに、あの「痛み」が再び襲ってきたのです。
ただ、以前は頭痛であったことが多く、たまに脇腹とかだったと記憶していたのですが、今回は胃のあたりでその痛みは左から右へと移動するのですが、「痛み」は同じものでした。
あの刺すような痛み…時間とともに増していく。
ちょうどその時、美穂子先生の講座を受けており、痛みの話をすると、
「サイキックじゃないの?ヒーリング受けたらいいよ」と勧められ、今まで全く縁のないもの、と認識していた、【ヒーリング】という言葉や【サイキックアタック】という言葉を自分の中に取り入れたのです。
「痛み」は眠れないほど酷くなっていきました。
病院で検査をしてもらい、鎮痛剤を処方してもらうも効果はなく、ヒーリングを依頼。
1時間ほど話をしながらヒーリングを受け、終わるころには「痛み」が消えていました。
こんなことってある?こんな衝撃的なことは人の話であったら、ハイハイ…って信じないのが私です。が、それが自分の身に起きたのですから、信じるほかありませんでした。
検査の結果ですが、「腫瘍性膵臓嚢胞」
手術を受けなければならない状態でした。
以下、当時のブログから
2021年4月21日
付き添いの息子に「じゃぁね…」と言って別れ
歩いてオペ室へ…
看護師に誘われるまま…
進むにつれ、身体がどんどん凍り付いていくのがわかった。
オペ台に自分で寝て背中を丸め…
「痛ーい…」
最初の背中のから管を通して麻酔を入れていくヤツ
全身麻酔のマスクってクリアでやわらかくて
キラキラしてる…
きれいだな…
目が覚めると…
この世ってこんな世界があるんだ…
という地獄?
寒くないのに暑いのに…奥歯ガタガタなってる
何が起きてるの?
「ご家族の方が見つかりませーん」
(おいおい息子よ…)
痛い熱い何?
パニック
何が起こっているのか
懸命に理解しようとするも
パニック
ものすごい勢いで私の体が修復に入っている…
細胞1つ1つのエネルギーを感じる…
なんだこれ
身体の神秘に涙が出る。
こんなことができるなんてすごすぎる
私の体…
私が閉じ込めていた感情が流れ始めた…
「怖いよ痛いよ助けて…」
ーーーーーーーーーーーーーー
この苦しみを乗り越えたら幸せになれる…喜びが待ってる
だから耐えるのよ…じっと…耐えるのよ…
騒いだらダメ…静かに…耐えるのよ…
「一人で‥‥」
ーーーーーーーーーーーーーー
なんと
これが私の深いところでずっとささやかれている言葉
感情を感じると、瞬時に奥深くからこの言葉が上がってくる。
と、同時に感情を無くす…
・・・
ダメだ…
目を閉じれば体の修復のエネルギーを感じ
そのスピードと熱で耐えられなくなる…
目を開ければ体内のスピードと三次元のスピードの
ギャップで混乱する…
私は今なぜここにいてこの体験をしているの?
毎日メディカルヒーラーのヒーリングのサポートがある。
そのおかげで、混乱から抜け出し、落ち着いて時を過ごせた。
術後2日間くらい
目を閉じたり開いたりしながら
3次元と5次元を行ったり来たりしていたように思う。
そこでヒーラーたちのエネルギーを感じたり
姿を見たり…
ーーーーーーーーーーーーーー
この苦しみを乗り越えたら幸せになれる…喜びが待ってる
だから耐えるのよ…じっと…耐えるのよ…
騒いだらダメ…静かに…耐えるのよ…
「一人で‥‥」
ーーーーーーーーーーーーーー
感情が上がってくると同時に
この内なる声に翻弄されそうになる。
だけど以前から「サポートを求める」
練習をしていたから
このことを自分に許可していたから
メディチームにサポートを求めた。
そこでまたサポートがあるってこういうこと…
ということを感じ
涙があふれる。
「私は一人じゃない」
以上がブログの内容ですが、6年前に出会った女性に心を救われ、メディカルヒーリングのヒーラーに心身を救われたと私は感じています。
今までの私の人生を振り返ると、新しいことにチャレンジし続けることもなく、「いつもの痛み」で、「かわいそうな私」になって、きっと、膵臓の嚢胞が悪性に変化し、取り返しのつかない人生になっていたと思うのです。
キャラクトロジー心理学を知ることができ、そこから人生が動き始め、コミュニティに属することで、「真に寄り添う」を体験しました。
病気を見つけることができたのも、私自身が「自分を癒す」ということを教えてもらい、「わからない」を「自分の為に動ける私」に、変わっていたからこそ、病院へ行くことの選択ができたのだと言うことと、コミュニティのサポートがあったから踏み込めた手術。検査の時からずっと、メディチームのサポートを受けていました。
コロナ禍での入院、手術は誰のお見舞いもなく、本当に不安で、初めて孤独と怖いを本気で体で感じました。しかし、入院してから退院するまでメディチームのサポートがあり、孤独や苦しみ、痛みとの戦いを乗り越えられたと感じています。
これが事実でなければ、今私は心理学の講師、ヒーラーへの道に歩むことはなかったと思うのです。
タイトルである『これを知らずに、死ななくてよかった』は、このようなサポートがあることを私は半世紀知らなかったし、こんな世界もあるんだということを、知って人生を終えることと、知らないで人生を終えるのとでは、私が生きてきた人生の質が全然違ったな…と感じたので、この世界を知らずに死ななくてよかった、と、退院するときに感じたのです。
心から感謝いたします。
このエピソードの中で、あなたは何によって癒されたと思いますか? : 美穂ちゃんとHITメディカルヒーリング
どんな職種・お仕事をされていますか? : カウンセラー・イベントプランナー
今回の応募は自薦/他薦ですか? : 自薦