ハートインタッチアワード

これが厄年なのか?また?なんで私が?人生なんてうんざりだ。【ハートインタッチアワード2021ノミネート作品】

ハートインタッチアワード2021
こころのレスキュー大賞ノミネート作品

【エントリー83】公文 小百合(くもん さゆり)

ハートインタッチアワードとは?

ハートインタッチアワード・こころのレスキュー大賞は、誰かに真に心に寄り添ってもらった体験、誰かの心に真に寄り添った経験を通して、真に心に寄り添うサポートとはどんなものかを実例を通して多くの人に広く知ってもらうことを目的に設立した賞です。
Heart in Touch AWARD

エピソード
人には、いくつかのパターンがあると思います。
なんで、いつも私はこうなってしまうんだろ?
厄年だから?
また、こうなってしまった…
自分なんて、生きる価値がない。
死んでしまいたい。

本当に苦しくて、辛くて何度もこんな感覚に襲われたことが
何度続けば私は、まともな人間になれるだろう。
と、思っていました。

彼氏・彼女という形に問われていないだけで
いつも側に居てくれる大切な彼に

「私、死にたい…」

と、ぽつり。
どうしても1人では、抱えきれずに込み上げた感情を言いました。

「そんなこと言っちゃダメだよ、そもそも、それ人に言っちゃいけないやつ」

と、指摘されました。

まあ、ごもっとも。

その時の私は、全く余裕がなく瀬戸際まで来ていました。

これが2021.2。

新年早々、仕事も決まり、とても良い場所だったので続けたいと思考で考えていました。

それとは裏腹に
体と心は全く追い付いていなく、
仕事は休む・遅れる・仕事が溜まる・周りの人の目が気になる・怖い・ふらつき・吐き気など。

日常生活でも色々支障が出てきて
ご飯が食べられない、家事をする気もない、買い物に行くだけでめまい、吐き気、誰かに見られて悪口や変な人と思われていないかという何の根拠もない恐怖感・不安感。

結果、仕事を辞めることに。

今考えると、去年から少しずつ症状は出てきていたんですが心療内科に行くことに抵抗があり、行きませんでした。

話を聞いてもらえそうな人に狙いを定めて、話を聞いて?お世話して?に完全に入り込んでいた。

そうしていると、私の周りから人が離れていって気づいた時には誰も相手してくれず。

あーやっぱり私は誰にも必要とされていなくて
私の存在は邪魔で要らないものなんだ。
と、落ち込んで。

でも、
私が死ぬことも無責任だよね。
私の事情で子供の環境を何度も変えてきて、
これ以上、私に振り回される家族・大切な人のことを考えると…の葛藤の日々でした。

沢山葛藤した結論が、私に問題があるなと思い病院に予約をして受診。

そこから、少しずつ何かが変わり始めたのかなと思います。

友人を通して出会ったシングルマザーの方がいました。
インスタグラムで毎日、明るい発信をされていて話を一度してみたいなと思っていました。

その思いを伝えると、すぐにいいよと返事があり長ーーーい電話をしました。

そこから、定期的に話を聞いてくれて私が気になっているアプリの話をしました。

招待制じゃないと入れなかったので、よければ招待してもらえないかと言ったら快く教えていてもらい

2021.3 クラブハウスに登録できました。

そこから、知らない人と話するのも怖いし、でも気になるなーなんて思いながら時々
開く程度で使っていなかったのですが、紹介してくれた方から、ある日連絡が。

『今、クラブハウスでトラウマに特化した心理学で私も学んでいて、無料で見てくれたりしてるみたいだから。
もし、本当にしんどかったら連絡とってみてもいいかも。クラブハウスのキャラクトロジーのルーム聞いてるけどいつも泣くー
でも、心軽くなるよ』

この連絡がきっかけで私はキャラクトロジー心理学を知りました。

言われるままに、聞いていましたが初めは全然分からず。
なんとなーく聞きながら寝てしまいが続いていました。

彼女が寄り添ってくれ、背中を押してくれ無料カウンセリングを受けさせていただき、
車の中で受けめちゃくちゃ泣いたのを今でも思い出します。

「幼少期、私が育った環境がハードな育ちだったこと、時間はかかるけれど少しずつしていきましょう。」

と言ってくれた言葉がペダルを踏むきっかけになりました。

1回で勿論変わることはなく、眠れない日々も続いていたので携帯を見ている夜。
ポンッと何か通知が来てポチッと押したら、キャラクトロジー心理学を学ばれている方々の雑談部屋に入りました。

ノリもよくて楽しそうーいいなぁー
と初めは聞きに入っていました。
聞きたいことがあり、きっかけで手を挙げてその夜遅くまで沢山話を聞いていただきました。
そこで、色んな人生体験をされている方の話を聞かさせて頂き
自分だけが苦しくて失敗ばかりで、人生最悪だなんて考えていたのが
明るく向かうことも出来るんだなと希望が持てました。

踏み始めたペダルが、さらに少しずつスムーズに動き始めました。

そこから、毎日ラジオのように聞いたり相談させてもらったり。
読書が苦手な私が、本を買い読み切ったりと今までとは違う変化が少しずつありました。

特に困っていたことが、人間関係と子育てです。
ここで私の実体験で変化があったノンフィクションストーリーを紹介したいと思います。

〈子育ての変化〉
・子供が一週間の7分の6の割合でかんしゃくを起こす(朝・夜)
・ネガティブなぐるぐるに入ると3時間以上泣く
・言っても伝わらない
・怒っても、すぐ忘れて何度も同じ繰り返し
・寝る直前に愚痴を言い始め喧嘩
・息子の不登校
・息子のアレルギー悪化
・息子の心身症
・愛している子供達なのに気持ちが悪い
・子供に触れられることに抵抗がある

上に並べたのは私が毎日の生活で感じていたことです。

子供たちに怒鳴る、叩くなど自分の感情が止められず
私が暴れるを繰り返していました。
そうすると、さらに悪化・警察に通報されるんじゃないかと不安になることも多々ありました。

シングルマザーだとよく実の両親に見てもらう事ありがちな話ですが、実母は世間一般でいうところの毒親でした。
孫にも平気で暴言など、子供が知らなくていい事もお構いなく実母の感情的反応を撒き散らしていました。料理が苦手なことは理解はしていましたが、子供たちが家に帰ってくるとご飯食べさしてもらったのかな?というくらい大食いしたり、そんな様子を見て安心して預けられると言う事はほぼなく。

知人に子守りしてもらい頂きながら夜の仕事をしていました。
その預け先で娘が〝性被害〟にあいました。
この出来事があってから安心して預けられる場所がなく。
周りからの理解も得られずどんどん預け先も狭まっていきました。
仕事を辞めるわけにはいかなかったので、仕事の日数を減らしたり
あの手この手で続けました。

小学・低学年が終わった頃から子供たちに
事情を説明して、まだ小さい2人を留守番させて仕事に行き、収入を増やすこと・仕事という正当な理由をつけて
子育てから逃げたい色んな感情を混合させながら生活していました。

今、思えばネグレクトです。
私の都合で、不安や恐怖にさせていました。

ある日、家庭の中で事件が起こりました。

じりじり、お金は無くなっていくことに困った私は久しぶりに夜の仕事に行く段取りをして出かけました。

外出して15~20分後
息子から泣きながら電話が。

「ガラスが割れた・・・泣」

ええーーー!!!ってなり。
急いで帰宅。

家に帰ると息子の言う通りガラスの破片が散らばっていました。

きっかけは、些細な事でした。
世間一般的に姉弟喧嘩です。
娘がカッとなり息子に向かって投げて割れたんですが、その投げた物がとても危険なものでした。

正直、その物がもう少し子供らしい物だったらとか
私が夫婦喧嘩を見せてきてしまったからなど自分を責めました。

でも、思考で考えても、娘が怖くなり耐えられず児童相談所へ電話をして話を聞いてもらい
それから数週間生活を送りました。
ですが現状が変わることがなく
どうしたら1番子供も傷つかず安心に居られるだろう?
子供を連れて地元に帰ってきてから数年経って、よくならない状況。
職業訓練も、子供の体調不良が度重なり単位が危うくなって全然思うようにできない。
自分が家庭内暴力を受けながら育ったからなのか、絶対親とは同じになりたくない!!
そう思って子育てしながら年齢を重ねてきたはずなのに悲しいくらいに同じような光景に。
若さゆえ大人になり切れず親になったばかりに子供に苦労させてるなぁ。
いっそ、死んでしまおうか。いやいや、死んだほうが迷惑だよな。無責任すぎるよな。
じゃ、どうしよう?
また、同じ繰り返しが起きたら児童相談所に電話して預かってもらおう。
と、決意。
確かこれを考えていたのが日曜日の夜。

そして月曜日。
娘がひょんなことで、かんしゃく大泣き大暴れ。学校に行かない。
私も泣いた。
あーどうしてこうなちゃうかなーって。
娘が落ち着いてから、車で送り届けた学校まで。
私は車を降りる娘に

「ごめんね。ママが出来ないばかりに。だけど、何があっても愛しているし娘のこと。大好きだってことだけは忘れないで」

と伝えて家に帰ってきて、もう1度よく考え預かってもらうことに。

約2ヶ月。
相談員さんと子供含め話し合い計画を立て帰ってきてくれた喜びがあるのに距離を開けても、そんなに変われなかったのです。
表面的で思考的だったからです。
あと、子供を育てることにわからないが沢山でした。私に体験が少なすぎました。

キャラクトロジー心理学に出会うまでの私の中で小さい価値観でした。

無料カウンセリングを受けさせてもらったり、
モニターでヒーリングを受けさせてもらったり、
子供が泣いてどうしようもない時に
アドバイス頂きながら寄り添ってもらい、
自分に戻り、戻してもらい続けました。
私たち家族をホールドして頂きました。

プロセスワークへの参加も大きな体験・経験になりました。
そこで初めての感覚に私は涙があふれ止まらず
初めて愛の暖かさ、自分が母のお腹にいた時の感覚はこんなふうだったのかなぁ…に触れたような。今も、すぐ鮮明に思い出せます。

クラブハウスで声だけだった方にも抱きしめて頂いたり、握手して頂いたり。
沢山の応援サポートを頂きました。

感謝してもしきれないほど歓喜深い2021。

私の心が穏やかになり、今ここに居る事を許し受け入れ、サレンダーして、生きることを楽しむと決めたら
なんと・・・

〈子供たちの変化〉
1週間 7分の6かんしゃく起こしていた子供がほぼ、かんしゃくを起こさなくなり。
3時間以上泣いていて子供が泣いても数十分で泣き止み。
外に出かけることが怖くて、学校にも行けなかった息子が
自分から学校に行ってみようかなと前進し、
アレルギーが緩やかになり給食も食べれるように。
家で宿題をさせようとしたら、鉛筆もっただけですぐ大泣きしていた息子が
泣かずに勉強に取り組み始めました。

まだ克服できていない課題は山のようにあります。
子供を愛していることには変わりがなく以前より気持ち悪いや
触れられると嫌な気分になることも大分和らぎました。

毒親だと思っていた実母も、ほんのちょっぴりですが丸みを帯びている感じがします。

何より子供と長く一緒にいる時間が増え、表面的な感謝ではなく
心から感謝できるようになったことが嬉しいです。

風の時代と言われている2021。
コロナの影響で家に居ることが多く人と関わりも少ない。
悲しいニュースも沢山あったかと思います。
ですが、SNSが発展している時代、クラブハウスというアプリを作ってくれた人、
沢山の体験談を持った方。同期と言ってくれ一緒にアウトプットや、
その時々の旬な気付きをシェアしてくれサポートしてくれる仲間ができました。

リアルで会っていなくても、本当にいつも側に居てくれて
今日まで、私の話に耳を傾け聞いてくださって
私の話で気づきが得られて前向きになろうと思ってくれた人がいたり
私は生きる、ここに居ていいんだなと感動しています。
大きな大きなネガティブな実を育てていた小さな私を
1人来て、また1人増えどんどん人が増えて
沢山の方の手を借りながら引っこ抜いてもらえた気がします。

少し前までは考えもしなかった自立するための目標ができ、一歩ずつ
私は進んでいます。

この経験を活かし自分を癒し・学び
成長し広がっていき心地の良い世界を作っていきたいです。

届きますように。


このエピソードの中で、あなたは何によって癒されたと思いますか? : 沢山の方のサポートによって癒されました。
どんな職種・お仕事をされていますか? : 福祉サービスを受けながら、個人事業主開業
今回の応募は自薦/他薦ですか? : 自薦

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